めばえ知能育成コース ③-5 パクちゃん

 

カバとクマにおやつを食べさせてあげるごっこあそびです。

記号による受容的思考、記憶の養成が目的です。

遊び心を大切にしましょう

 

「カバさんにイチゴを1つ、クマさんにイチゴを1つあげましょう」

最初は同じものを同じ数だけあげたり、カバをクマどちらかにあげたり、簡単なお願いからはじめます。

こどもが口の中に入れたら、口を動かして「パクパク」など食べる様子を表現したり、遊び心を大切にしましょう。

その後、口を閉じて「カバさんは何をいくつ食べたかな?「クマさんはイチゴをいくつ食べたかな?」など質問してみましょう。

この遊びをいろいろなパターンで繰り返します。

 

記憶は繰り返すことでより確かなものに

この課題は「何を」「いくつ」あげるかという2つの方向からとらえて記憶することになります。

ごっこ遊びを通して楽しく遊ぶことで、自ら憶えようとする気持ちが育つことでしょう。

息子も楽しみながらおままごと気分で学んでいました。

楽しくなければくり返せません、という指導通りでした。

 

 

めばえ知能育成コース ③-4 △あそび

大小の直角二等三角形を使い、いろいろな多角形を作っていきます。

図形による受容的思考が主な目的ですが、集中的思考も養われます。

大きい三角形の上に小さい三角形を二枚あわせさらにその上に大きい三角形をのせてサンドウィッチを作ってみましょう。大1枚と小2枚が同じ大きさということに気づくはずです。

次に三角形で自由にいろいろな形を作ってみましょう。

最後に台紙に挑戦です。

考えて台紙と同じ形を作ります。

 

最初は苦戦していましたが、だんだんと三角形をくるくる回して、形に当てはめることが出来ました。

 

直角二等辺三角形は基本図形です。

いろいろな組み合わせを楽しみましょう。

めばえ知能育成コース ③-3 動物漢字あそび

 

動物漢字

8種類の動物の漢字を使い、動物の名称・特徴に触れながら、漢字に親しみます。

概念による受容的思考の養成が目的です。

動物の特徴を入れながらおはなし

牛のカードを使ってお話をします。

「私のお乳でおいしい牛乳やソフトクリームを作ります」など、漢字を絵を交互に見せながらお話します。

台紙を並べ、カードを置いてみます。

次に漢字カードを出し、先ほどと同様動物のお話をしながら、最後に

「わたしの行きたい場所はどこでしょう?」と問題を出します。

台紙の絵をヒントに探していきます。

カードが置けたら裏返し、漢字を絵が合っているか確認します。

難しい場合、少ないカードから始めましょう。

漢字は文字そのものに意味があります

この課題では、こどもに漢字を教え込むことが目的ではありません。

繰り返し楽しむことで、絵と漢字が結びついていくでしょう。

めばえ知能育成コース ③-1 カメのひも通し

かめ

カメに3色のひもを通したり、ほどいたりして遊びます。

表と裏の両面を意識して、図形による受容的思考の養成が目的です。

 

ごっこ遊びの流れで遊ぶ

始めに1~2本のひもを使い、カメにひもを通しておきます。

それを「おはよう。カメさんのパジャマ脱げるかな?」などと言い、こどもにひもをほどいてもらいます。

今度は洋服を着せるように、ひもを通してもらいます。

洋服を着せたら、外に遊びに行ったり、家に帰ってお風呂に入ろうなどいろいろな場面を作りながら、

ごっこ遊びの流れを大切に遊びましょう。

 

手や指の刺激は脳の働きを高めます

穴にひもを通したり、ほどいたりという経験は、年少さんにとって初めて経験するかもしれません。

息子も表裏を意識してひもを通すことに苦戦していました。

何度も楽しく繰り返したり、ごっこ遊びの延長でチャレンジすることですぐに出来るようになりました。

 

小さな穴にひもを通すということは、指先の運動になりこどもの集中力も養われます。

 

めばえ知能育成コース 4-7 春夏秋冬

春夏秋冬

豊かな気持ちは、豊かな言葉の環境の中で育ちます。

四季を感じながら、その風景についてシール遊びをします。

それぞれの季節の様子に触れ、概念による受容的思考の養成が目的です。

春夏秋冬

お外の風景の台紙と四季を表すシールがあります。

上図のように、お外の風景の台紙となんどでも貼ってはがせるシールがついてきます。
台紙は両面使用できるようになっています。
春夏秋冬

春夏秋冬

最初にこどもの生まれた季節のシールを貼りながら、その季節についてお話します。

次に今の季節はどんなだろう?と考えながら一緒に貼っていきます。そしてひととおり四季を作ります。

年少さんくらいだと、一般的にはまだまだ「四季」を意識し、実感するのが難しいそうです。

日常生活の中で、「今は夏の花のひまわりが咲いているよ」とか、犬を見て「かわいいね」など、いろいろな言葉で表現することで、こどもも実感し、表現力が豊かになっていくそうです。

めばえ知能育成コース 4-3 色つみ木

色つみき

3色のつみきでいろいろな立体をつくります。色と積み方の2つの方向から思考を働かせます。

まずは色つみきで自由に遊んでみます。

「こんなビルができたよ」など声かけしながら親が作ってみせてもいいそうです。

次に台紙の見本と同じものを作っていきます。つみきの色にも気をつけて作ります。

今までは平面的な片で図形を作る課題が多かったのですが、この教材では平面から立体を作るという経験をします。

始めはなかなか台紙のとおりに立体を作ることが難しかった息子も、何度か遊んでいるうちに理解できたようです。

 

めばえ知能育成コース 4-4 親子あわせ

親子あわせ
本日は「親子あわせ」という教材を紹介します。
8種類の生き物が描かれたカードです。名称だけでなく、親子の関係から見た特徴に触れていきます。

概念による受容的思考の養成が目的です。

それぞれ、親の姿、子の姿のカードが1枚ずつあるので、計16枚のカードセットになります。
ワニの親子などは、親も子も形が似ているので合わせやすいのですが、トンボとヤゴなどは形が全く違うので、当てるのが結構難しいですが、よく見ると絵柄の中にヒントがあります。例えばトンボもヤゴも背景が水辺になっていて、同じ枝につかまっていたり。
カエルとオタマジャクシの関係も、オタマジャクシをよく見ると手と足が生えていてカエルっぽいものが居たりします。
背景の絵柄も踏まえて絵合わせをすると話も広がるかもしれません。

この課題では、名称や特徴をおぼえさせることが目的ではありません。

名称や特徴に触れた、楽しいお話からこどもの生き物への興味が広がることが大切です。

めばえ知能育成コース ③-10 ニズ・カードで遊ぶ

ニズ・カード
本日は「ニズ・カード」という教材を紹介します。
このカードは長方形のカードに2つの絵柄が書かれています。
カードをシャッフルして二人以上に配り、しりとりのように同じ絵柄をつなげてゆくゲームです。
もし、自分の持っているカードに同じ図柄がない場合はパスとなり、次の人の順番になります。
最終的に自分の手札が無くなったら上がりです。